ワイヤレスイヤホン界のパイオニアであるERATO（エラート）社が、9月28日に新モデル「VERSE」を発表しました。本記事ではその全容と商品レビューを紹介します。
SONY・BOSEといった大手メーカーが２万円以上の高価格商品を発表する中で、VERSEの価格は14,623円。さらに防水機能付きです。
ERATO（エラート）社の本気度が見える商品『VERSE（バース）』を記事で紹介＆レビューします。
ERATO（エラート）社の完全ワイヤレスイヤホン『VERSE（バース）』とは？【商品紹介】
| 発売日 | 2017年10月６日 |
| 希望小売価格 | 14,880円＋税 |
VERSE(バース)の特徴：高音質 × 低価格 × 防水
「VERSE」はもちろん、先代apollo7の品質を引き継いでいます。
イヤホン本体が16.5mmと超小型ながら、重厚でダイナミック、かつクリアなサウンドを再現します。
それでいて価格は従来の半額以下。
多くの人に手に取ってもらえるように開発陣が血の滲むような努力をしました。
さらには、防水性能はIPX５相当。
IPX５とは「水の噴射を直接浴びても機器本体に有害な影響がないことを表す等級」を表します。
ブランド説明：ERATO社とは
ERATOは、2015年にカリフォルニアに創業されたブランド。
「小型、軽量化によりライフスタイルが一変するような商品を造りたい」というのがERATO社の描くビジョンです。
今回発売されたVERSEが、Apollo7のDNAを引き継ぎつつ、低価格を目指しているのは「ライフスタイルを一変させる」というビジョンのためです。なお、ERATO社の主力商品はApplo7だけではありません。実は他商品の企画でも資金調達に成功しています。
» Apollo 7：約5,000万円 調達
» Muse 5 & Rio 3：約8,000万円調達
【商品レビュー】ERATO（エラート）社のVERSE（バース）
それでは、実際に使用したレビューをしていきたいと思います。
洗練された美しさ
まず手にとって驚いたのは、充電ケースのコンパクトさと美しさ。
「美しい（そしてカッコイイ）」以外の言葉が見つかりませんでした。感覚的には、初めてiPhoneに出会ったときと似たような感じです。
機能がどうこうではなく、手に取った瞬間に感じる「これ、イイ！」というあの感覚です（伝わるでしょうか笑）。
手のひらに容易に収まるほどのコンパクトさで、「もしかして、かさばるんじゃないか」と疑っていた自分が恥ずかしいです。
「ハンズフリー」をとことん追求
イヤホンの本体のサイズは約16.5mm。
成人男性の、人差し指の第一関節くらいです。装着してみても、重さはほぼ感じません。
そして多機能です。
本体上部にあるボタンで、音量、早送り、巻き戻し（トラックの移動）などの操作ができます。マイクも内蔵しており、通話も可能。しかも、着信があった場合もボタンを押すだけで通話状態になるんです。
ポケットからスマホ本体を出す必要がない。ハンズフリーもここまで極めると爽快ですね。
サイズ感に似つかぬ重厚なサウンド
Blutoothの場合、ワイヤードのイヤホンに比べ音質が劣るというイメージがあるかと思います。
しかしそんなことはありませんでした。
超小型ながら、低音の出力もバッチリ。何の違和感もなく音楽に浸れます。さすがにワイヤードに勝るとまでは言えませんが、音楽を楽しむぶんには全く問題ありませんでした。
むしろハンズフリーの快適さ考慮すると、こちらの方が心地よいかもしれません。
充電が超カンタン
気になる充電方法はというと、イヤホン本体をこのケースに収納するだけ。
つまり、収納=充電です。
注意したいのは収納ケース本体の充電。
こちらを忘れると充電できないので気をつけましょう。
ちなみに連続再生時間は3時間で、このケースに収納すると4回までのフル充電が可能です。
つまり、3時間＋（３時間×４回の充電）＝15時間。なんと15時間の連続再生ができる長寿命仕様です。
充電の様子は一目でわかります。
左側が収納ケースの充電、右側がイヤホン本体の充電を表します。
収納ケースは充電が完了すると青色になり、イヤホン本体の場合は、残量が25％を下回ると赤色に光るようになっています。
収納するたびに充電されるので、収納ケースの充電を忘れない限りは電池切れになる機械はないでしょう。
VERSE未体験は機会損失である
大げさかもしれませんが、人生で体験すべきワイヤレスイヤホンだと思いました。
高品質であり、デザインが洗練されており、値段も安い。これで買わない理由はあるのでしょうか？
こちらの動画でも詳しく説明されています。
ERATO社のトゥルーワイヤレスイヤホン「VERSE」は10月6日発売です。
ハンズフリーの快適さ、超コンパクト設計ながらの重厚サウンドを楽しみたい方はぜひ試してみてほしいです。